国産大型バイクとハーレーの売却の値段の相違とその理由

バイクツーリング

一口にバイクと言っても原付から大型までさまざまな種類が存在しますが、その中でもバイク愛好家に人気となっているのがハーレーです。

ハーレーはアメリカンバイクの代表とも言われる種類で、1900年初頭の販売から100年以上の歴史を誇っています。このハーレーは国産大型バイクに比べて売却の値段が高値が付きやすいのが特徴です。

なぜ国産大型バイクに比べて高値での売却が可能かと言うと、生産メーカーが海外であることが理由として挙げられます。近年では国産の物も増えてきているとはいえ、ハーレーの多くが海外から輸入される形で日本に入ってきているのが実情です。バイクに限らず海外ブランドの商品は為替によって価格が変動します。この為替の影響によって価格の安定が図れないことがデメリットになるケースもありますが、高額の売却に繋がるというメリットにもなるのです。

そのほかにも、年式によるバイクとしての価値もあります。前述したようにハーレーには長い歴史があって年式によっては希少価値が高いケースも少なくありません。その歴史と共に根強いファンも多いバイクであるがゆえにお金に糸目をつけないという考えが高額での売却の理由の一つと言えます。

とはいえ、どこの買取り業者でも高値が期待できるわけではないので注意が必要です。海外への輸出などを行なっていないメーカーの場合オークションなどでの転売になるので、安い金額を提示される場合もあります。そのため、独自の販売ルートが確保されている大手の会社がおすすめです。

人気の旧車バイクなら高い値段で売却できることもある

メンテナンスの有無

基本的に商品を売却する時は、新しいものの方が、高額な値段で売れると言うのがセオリーです。ただ、バイクの場合は、例外もあるので、諦めずに自分のバイクの価格の一般的な相場を確かめておくと良いでしょう。

旧車と言われるような古いものでも、ハーレーのような1部の人に爆発的な人気を誇る車種であれば、高額な金額で手放する可能性があります。プレミアが付いていれば、高い値段で売却できるというのは、バイクの世界でも一緒と言うことです。ただ、ブランド物をリサイクルショップに持っていっても大した値段がつかないのと同じように、この価値を理解しているバイク買取専門業者にお願いしなければならないので、気をつけておきましょう。とは言え、価格相場をしっかりと理解している買取専門業者であれば、特に問題なく納得の金額をつけてくれます。

1つの業者に固執しすぎず、様々な業者をピックアップしてそれぞれで査定してもらいながら、金額を比較するのがお勧めです。ある程度時間がかかってしまいますが、それが1番確実と言えるでしょう。極力高い値段で売却したいと感じているなら、多少時間を使ってでも、慎重に業者を選ぶことが重要といえます。

めでたく旧車バイクに高い値段がつけば、そのお金を使って新たなバイクを手に入れる資金に回すことも可能です。ちなみに、バイクの値段は売る地域によっても大きく変わります。田舎のほうはニーズがある割に出回っている車両の種類が少ないので、下手をすると街の中以上に高い値段で売却できる可能性があるでしょう。注目する価値は大いにあります。

バイクの売却における相見積もりの重要性と成功のポイント

バイクの価値

バイクを売却によって手放す場合に買取業者などの利用が一般的ですが、この時に重要となるのが相見積もりです。相見積もりとは複数の買取業者に足を運んでもらって競り合う形で商品の買取をしてもらう方法になります。イメージとしてはインターネットなどで商品を出品して希望者に入札、落札をしてもらうオークションと同じです。相見積もりは業者同士で競い合う形で価格が決まるので個別で査定をしてもらう売却方法に比べて高い査定額が期待できるのがメリットとなります。

この相見積もりには成功させるためのポイントがいくつかあって、その一つが業者への事前の連絡を含む日程の調整です。個別の買取査定とは異なり相見積もりは複数の業者を一度に呼ばなくてはいけないことから、事前にそれぞれの業者に連絡をしなくてはいけません。当然全ての業者の予定が合う日にちを調整する必要があるため、時間と手間が掛かる場合もあるので注意が必要です。

そのほかにも、業者が買取に前向きになる金額の提示も売却での大事な駆け引きになります。業者による査定が始まった時に何も言わずに査定結果を待つのではなく、自分から積極的に希望する金額を提示することでポイントです。とはいえ、あまりに現実的でない金額を提示してしまうと売却の意思がないと判断されて契約そのものが成立しなくなってしまいます。そのため、事前に自分のバイクの相場について調べた上で欲をかかずに無理のない金額を提示することが大切です。

バイクの売却で必要となる書類

売却に必要な書類

所有しているバイクを第三者へ売却する時には、どのような書類が必要になるのでしょうか。バイクには原付や小型二輪、軽二輪などの種類があり、どれに該当するかによって必要書類が若干異なってきます。

大型バイクのハーレーなども含めすべてのバイクで必要となるのが「自賠責保険書」と本人確認ができる「身分証明書」です。また、印鑑も必要になります。続いて125cc以下の原付バイクの場合は、ナンバー取得時に発行してもらえる標識交付証明書が必要です。万が一無くなってしまった場合は、登録した役所に申し出れば再発行してもらえます。続いて排気量が126cc以上250cc以下の小型二輪を売却する時は、軽自動車届出済証を準備しなければなりません。

そして251cc以上のバイクを売却する時は「自動車検査証」が必要です。もし廃車手続きが済んでいる場合は「自動車検査証返納証明書」を準備しましょう。

なお、バイクの所有者名義と売却する本人が異なる場合は、名義人の身分証明書と委任状も準備する必要があります。身分証は原本ではなくてもコピーで問題ありません。もしバイク買取店に売却するのであれば、委任状はお店の方で準備してくれるケースが多いです。またバイクを売る本人が未成年の場合は、保護者の同意書も必要となります。